水鷗流の技術体系(十五代宗家の説明)
水鷗流居合
五陽(五本) 斬る為の動作、刀法を学ぶ。横、斜め、逆袈裟、正面等
五陰(五本) 全て受け技である。受けた後反撃する型である。
九曜(九本) 五陽、五陰を修得した者が実戦を想定した座居合である。
立居合(九本) 実戦を想定した立居合である。
影(十八本) 九曜、立居合の返し技である。
組居合(九本) 実戦を想定し、相手をつけた居合である。
これ以外に公に出来ない技がありますが流祖の道念を守る為、一子相伝となっています。
伝は初伝、中伝、奥伝、小目録、中目録、大目録、総免許、印可、の順で進んでいきますが、当流は総合武術ですから、他の武術(杖、脇差、薙刀、鎖鎌)をも合わせて修得した人に、宗家の判断でそれぞれの伝書が許可されます。
当流はある程度の単独の型を修練した後、実際に相手をおいて全ての技の修業をします。